スーパーフードと言うと、何をイメージしますか?多くの方は、アサイーやキヌアなどを頭に浮かべる方が多いかと思いますが、世界中には様々なスーパーフードが存在し、世の中で認識されていないものもたくさんあります。今回は、一般的に流通しているもので、おすすめなものを紹介していきます。
目次
1,スーパーフードとは?

インターナショナルスーパーフード協会によると、『一食分あたりにより多くの栄養価を含むアクティブな抗酸化物質を多く含む身体にクリーンなエネルギー源である』と明記しています。
一般社団法人スーパーフード協会は『栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。』と定義しています。
団体や協会によっては、定義がまちまちですが、他の食品よりも「栄養価が高い」というのは共通しています。
一般的な食品でもなく、栄養を摂取するだけのサプリメントとも異なり、食材としても活用できて且つ健康的に側面でも高栄養なところがスーパーフードの特徴です。
料理にも使えて、用途は幅広く利用できます。
2,スーパーフードの種類

有名なスーパーフードとしては、以下8種類です。スーパーフードは、主に食物繊維、マグネシウム、ミネラル、ビタミンや中鎖脂肪酸などの体内でつくれない栄養価が高い食品なので、なるべく普段の食材と食べやすいものを摂ることをおすすめします。
2-1 アサイー(ブラジル原産のヤシ科の植物)
抗酸化作用があり、カルシウム、ビタミンE、鉄分なども多く含まれています。
アサイーボウル、アサイージュースなど、用途が幅広く使えます。
2-2 チアシード(メキシコ原産のシソ科)
食物繊維が豊富で、ダイエット効果を期待できます。
チアシードは、スプーン1杯で、わずか69キロカロリーですが、このわずかな摂取で、食物繊維5g、脂肪4g、たんぱく質2gの栄養補給ができます。
2-3 ヘンプシード(アサ科)
世界中で古くから雑穀類の一つで、身体に必要な栄養素をバランスよく摂取できます。
2-4 キヌア
食物繊維が白米の10倍で、ご飯の代わりになります。
2-5 ココナッツオイル(熱帯地域のヤシ科)
中鎖脂肪酸が含まれていることやさらにカルシウム、マグネシウムなどミネラル分も豊富です。
2-6 カカオ(チョコレートの原材料)
ミネラル、食物繊維、ポリフェノールが豊富です。
2-7 マキベリー(南米産のベリー)
スーパーフルーツとも呼ばれています。抗酸化力としては、最高レベルです。ビタミンA, C, ミネラル、鉄分、カリウム、ポリフェノール類などを豊富に含有されています。
2-8 クコの実(ナス科)
ビタミンやミネラル、タンパク質、β-カロテンなど栄養成分が豊富です。
スープやヨーグルトにも合います。
海外の食品ばかりですが、日本発のスーパーフードとしては、味噌も挙げられます。味噌汁が世界に誇る健康食と言うことに疑う余地はありませんよね。
3,スーパーフードの効果

ここではスーパーフードの効果を見ていきます。
スーパーフードは、全てではないですが、上述で挙げた通り、食材にもよりますが、食物繊維、たんぱく質、ビタミンを豊富に摂ることができることから、効果としては以下の3つに絞り込めます。
- ダイエット(減量)
- 便秘を解消
- 美肌
結果的に美容と健康の促進に繋がります。
上記で挙げたスーパーフードは、組み合わせ方によってはダイエット、便秘解消、美肌に繋げることができます。
自宅で自炊できる場合などは、なるべく朝食と夕食で4種類ほど摂取できれば、一般の食品を食べるだけの状況よりも健康と美容の効果は高まるでしょう。
4,まとめ
スーパーフードといってもたくさんあるので、こちらに挙げたのは一部です。
自分の身体の状態や好み、食生活によって色々試してみて、自分に合うスーパーフードを見つけてみても良いかもしれません。