人が生きる上で重要な習慣として、食事睡眠運動があります。特に食事は、私たち人間にとって最も基本の習慣です。
毎日、毎回の食事こそが私たちの身体をつくっています。ですが、仕事の忙しさなどで、コンビニなどで済ませてしまう人も多く、最適な栄養を日々摂取していない人も多くいます。超高齢化社会を迎えていて、若い時からの生活習慣が高齢になった際の武器になるような声も聞かれます。
今回は、正しい食生活を送りながら痩せる「ケトジェニックダイエット」についてご紹介していきます。
一言でまとめるとケトジェニックダイエットは、“食べて痩せて健康になる” 食事法であり、体の中から健康になると同時に脂肪だけを燃やすことができます。
「糖質制限」系のダイエットでも、メディアに取り上げられることが多いダイエット方法です。
ダイエットというと、食事制限がある場合がほとんどですが、ケトジェニックダイエットは病気を治療する目的から始まった食事法であり、機能性医学に基づく栄養指導で成り立っています。
正しく実践すれば、健康で栄養不足に陥ることはなく、筋肉の減少も最小限に抑えたダイエットができます。
のがケトジェニックな食事法が特徴で、3つのアプローチが重要です。
食事は、肉(主に鶏肉、卵、魚)、MCTオイル、オリーブオイル、アボガドなどの身体にいい脂肪の摂取や野菜(葉物等)です。
逆に栄養価が高いナッツ、アーモンド、カシューナッツや糖分が多い果物(バナナ、メロン等)は多く摂り過ぎない方がいいです。
食べない方がいい食品は、高糖度のはちみつ、小麦や米などの糖分が高い食品や加工品などが挙げられます。ここまでご説明すると、大体挙げた食品以外でも見当がつくかもしれません。
実際のところ、ケトジェニックに効果が出やすい人と出にくい人がいます。
通常の状態とケトーシス状態(脂肪が燃える状態)のバランスの観点やダイエットを行う人がどういう状態なのかによって結果が分かれています。
専門家の間でも、長期的な目線でのダイエット方法としては効果がしっかり見えていないようです。
長期的にケトジェニックダイエットを行うと、ケトン体(酸)が溜まり、酸を中和しようとカルシウムが溶け出します。
(カルシウムを摂取しながらでしたら、溶け出しが緩和される可能性もあります)
また、ケトジェニックダイエットは炭水化物の制限でもあることで、体内の水分が尿で出てきて、脱水症状になりがちです。
ケトジェニックダイエット中は、水分量を多めに取りましょう。
・ 腎臓や肝臓に不安のある人
たんぱく質の通常よりも多く摂るので、腎機能に問題のある人は気をつけなければなりません。(タンパク質の摂取量制限を受けている可能性があるため)
・普段から糖質が高めの食生活をしている人
普段からラーメン、パン、ご飯などが多い人で糖質生活に慣れてしまっている人は、糖質を抑える食事に慣れにくいかもしれません。
ケトジェニックダイエットは、食べて健康的に痩せる食事法です。まずは2で挙げたケトジェニックの3つのアプローチに則った食事スタイルに切り替えましょう。
普通のダイエットとは違い、食べながらダイエット×健康的な身体を作、という意味でもたんぱく質の取り方と予め期間を決めて進めることで、より健康的な体つくりに繋がるでしょう。
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