2019年9月19日(作成日:2019年9月16日)
健康
巷で健康食品や美容品の新しい製品が世の中に出てきている中で、エビデンスがある健康食品や美容品は、実は多くありません。
今回は科学的に証明されている”本当にいい食品”をご紹介します。
目次
1,本当に体にいい食品5選
ずばりこの5つです。
- 魚
- 野菜と果物(フルーツジュース、じゃがいもは含まない)
- 茶色い炭水化物
- オリーブオイル
- ナッツ類
引用:『世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事』28ページより引用
順番に見ていきましょう。
2, 魚

ここでは加工されていない魚、また養殖ではない天然魚のことを指すので、お寿司屋さんで食べるお寿司も当てはまります。(しかし、白米なのでそこがあまり良くないですが‥)
魚には、 身体に良い脂肪酸が含まれており、食物から摂らないとつくられないDHAやEPAなどを摂取できます。
血栓、血圧の低下を防ぐ役割、貧血や骨の成長に欠かせない栄養素を摂れます。
特にイワシやサバなどの青魚などが体にいいと言われています。
3, 野菜と果物
野菜や果物は、ビタミンや食物繊維などが豊富に含まれています。人間が生きる上で、また健康を維持する上で欠かせない栄養素を摂取するので、毎日必ず何かしら野菜や果物を摂った方がいいでしょう。
摂ることが難しい栄養素だからこそ、しっかり意識して摂ることで美容と健康を維持の維持が図れます。
どのビタミンも重要ですが、ビタミンB群は体の代謝の根幹になっているビタミンで、生きるためのエネルギーをつくるのに欠かせない栄養素です。
また「果汁100%のフルーツジュースが健康に良い」というのも、科学的には証明されておらず、むしろ害を与える可能性もあります。
フルーツジュースがビタミンは取れると思う人も多いかもしれませんが、フルーツジュースは既に熱で加工されているので酵素が減っており、生の果物の栄養を摂取できている訳ではありません。
また加工しているが故に、糖分が多く、糖尿病などのリスクも増加すると言われてります。
4,茶色い炭水化物

炭水化物に関しては、特に糖分なので、摂取すると太ったりして体が糖化します。
しかし、炭水化物が一概に全て悪い訳ではなく、良い炭水化物と悪い炭水化物があります。
良い炭水化物は、 玄米、全粒粉、蕎麦のように精製されていない炭水化物です。
玄米の場合、精製前の芽にはビタミン類が豊富に含まれていて、特にビタミンB1 が多く、白米の約3倍もの含量もあります。
玄米が苦手な人も多いかもしれませんが、炭水化物を摂取する場合はなるべく麺類(小麦粉など)やパンなど体を冷やす食べ物を避けて、精製されていない炭水化物を積極的に摂りましょう。
5,オリーブオイル

オリーブオイルは、オリーブの果実から得られる油のことで、不飽和脂肪酸と酸化を防ぐポリフェノールが豊富に含まれています。
オリーブオイルの50-85%がオレイン酸で、オメガ9系の脂肪酸で、 酸化しにくい油とも呼ばれています。
もっと細かくオリーブオイルを分類すると、「エキストラバージンオリーブオイル」と「ピュアオリーブオイル」があります。
一見オリーブオイル=油で悪いものではないのか?と思う人も多いかもしれませんが、炭水化物と同様、良い油と悪い油があります。オリーブオイルは、良い油で特に抗酸化にも効果があります。
油(脂肪)は5大栄養素のひとつであり、細胞膜やホルモンの材料になるなど、体を構成するために欠かすことができない栄養素です。
6,ナッツ

ナッツといえば、お酒のつまみというイメージが強いかもしれませんが、おつまみとしてのナッツは塩分があり、あまり体にいいものとは言いにくいです。
体にいいナッツは、無塩ナッツのことを指しています。
ナッツは沢山種類がありますが、例えばアーモンドのビタミンEはかぼちゃの約5倍含まれていたり、、食物繊維はキャベツの約5倍もあるとも言われています。
さらに血液をサラサラにするオレイン酸も豊富で、驚くほど栄養価が高いのです。
ナッツは、 不飽和脂肪酸が豊富に含まれており、天然のサプリメントとも呼ばれていたりします。
種類としては以下のようなものがあります。
- アーモンド( ビタミンB2や食物繊維)
- クルミ(オメガ3脂肪酸)
- カシューナッツ( 亜鉛や鉄などのミネラル)
- ピスタチオ( カリウム)
- マカダミアナッツ(不飽和脂肪酸= パルミトレイン酸)
- ヘーゼルナッツ( マグネシウムやカルシウムなどのミネラル)
7,まとめ
これらの食品は、スーパーマーケットでも買うことができる食品なので、摂取することは難しくはありません。
科学的にも証明されている5つの食品群ですので、不慣れな人も継続的に摂取して、老化の防止や健康美容の維持に役立ててみましょう。