白米が好きな人は、糖質制限ダイエットをすると辛いですよね。でもお米は食べたい、という人はもち麦に置き換えると、糖質制限できます。
今回は、もち麦を食べながら、糖質制限ダイエットをしていく方法をお伝えします。
もち麦の特質すべき点は、食物繊維の豊富さです。玄米と比較しても、約3倍、白米と比べると約20倍程度多いとされています。ですが、炭水化物量を比べてみると、白米と数値では変わりません。なぜ糖質制限に良いかというと、食物繊維と糖質のバランスです。炭水化物量が同じでも、食物繊維と糖質量の割合が白米とは異なるので、糖質制限ダイエットには適しているのです。
また、鉄分やカリウムなどのミネラル成分とビタミンB1など玄米と同じぐらいに豊富なので、玄米が苦手という人にももち麦はおすすめできます。
もち麦がなぜ糖質制限ダイエットに向いているかは、GI値にあります。GIとは、血糖値の上がりやすさを示す数値で、数値が低いと血糖値が上がりにくいので、太りにくいと言えます。
GI値は、糖質制限ダイエットをする際に意識した方が良い数値なので、食べ物のGI値はある程度把握しておくようにしましょう。
引用:https://www.mealtime.jp/shokublog/kawatani/2017/11/gi.html
デメリットを挙げるとすると、カロリーが高いことです。白米と比較すれば、ほぼ同じぐらいですが、玄米と比較すると高めになります。なので、夜食べると、カロリーを消費できないまま睡眠することになるので、食べるタイミングは朝ごはんがベストでしょう。
麦ご飯のカロリー
100gあたり159kcal
茶碗一膳 158.4g で252kcal
参照:カロリーslism
もち麦の炊き方と食べ方を見ていきます。基本はお好みで良いですが、重要なのは美味しく食べて継続することです。
1合は約150gです。一般的に、白米だと1合に対して、水200mlと言われていますが、もち麦も同じ要領で良いでしょう。
もち麦だけに水を加えて加熱した場合の状態と食感はこのようになっています。
食べ方は、お好みで良いですが、白米がどうしてもやめられないという人は白米にもち麦を混ぜて食べる方法もあります。割合を白米7もち麦3か少し白米を抑えて、白米6:もち麦4ぐらいが丁度良いでしょう。いつも白米で食べてる人にとって、少しの変化ですが、これを継続していくと糖質制限ダイエットは楽しく長続きすることができるでしょう。
お米をやめて、もち麦にいきなり置き換えるのはストレスが溜まると思うので、食べ方や炊き方を工夫することで美味しく楽しく継続することができます。白米は美味しいですが、糖質が気になるという人にはもち麦を普段の食生活に加えることをおすすめします。
自分のオリジナルの食べ方を見つけてみてくださいね。
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