ダイエットをするときなど、「代謝」の話題になることが多いですよね。
基礎代謝が高いと身体に良いことが多いことがありますが、実際何が良くて、反対に基礎代謝が低いと、どうなるのでしょうか?
今回は基礎代謝の低い人の特徴と欠点、基礎代謝の上げる方法などをご紹介していきます。
まず代謝の善し悪しは、 エネルギーや栄養素の効率性の良し悪しと言えば分かりやすいかもしれません。
基礎代謝が良いと、栄養摂取した際に身体に吸収しやすく、身体の中で栄養素を効率良く使えます。
反対に、基礎代謝が悪いと、栄養素やエネルギーを利用しにくく(非効率に)なります。
基礎代謝が落ちると、カロリーの消費がしにくく、ダイエットをしても痩せにくくなり、太りやすくもなります。
基礎代謝の原理は
基礎代謝は、男女ともに10代半ばから後半にピークに達し、それ以降は低下していきます。
これは身体の器官が年齢とともに衰えていく(老化していく)ことに原因があります。
社会人になると、お酒の機会も増えたり、食べる量が増えたりすることで不規則になります。
食事をする時間や食べ物自体が、コンビニ弁当など栄養的に良くないものを食べたりする機会が多くなることも要因です。
また身体を冷やしてしまう食べ物なども基礎代謝を下げる要因です。
筋トレをしていて、筋肉ある人が冬が全然寒くないというのを聞いたことがあるかもしれません。
それは筋肉量が多いと、基礎代謝も上がり、体温の低下を防ぐことができるからです。
代謝が落ちると様々な症状が出始めます。
代謝が落ちたことの原因ではないケースがほとんどですが、以下の症状が出てきたら、代謝が落ちてきたかもと考えた方がいいかもしれません。
女性ではあれば多いのが
・生理不順
男女共通で多いのが
また男性でも若いころに比べて、顔色が悪い、疲れやすいなど感じたら、基礎代謝が落ちてきている証拠かもしれません。
30代を境に、急に太り始める人がいますが、それは基礎代謝が落ちていることが要因と考えられます。
ずばり、食事と運動量(筋トレ含む)、水の摂取です。
先述でもありましたが、身体が冷えると代謝が落ちるので、まずは身体を温める食べ物を食べることです。
例えば、辛い物(スパイス)、しょうがなどの薬味系、アーモンドやかぼちゃなどのビタミンE群の食品です。
また代謝を直接的に上げるアミノ酸を含む食品も摂ると効果的です。
人間を構成しているのは実は水と言われています。
よく言われているのが1日1~2リットルの水を飲みましょう、というのはよく聞くお話ですね。
水の摂取することで老廃物を輩出できたり、栄養素や酸素を身体中に届けられます。
常に綺麗な水が体内を循環していれば、老廃物が溜まらない身体になります。
運動や筋トレは、基礎代謝の改善につながります。
よくお年寄りの方が身体を動かさなくなると、どんどん老け込んでしまったりしますが、それは筋力や心肺機能が急激に低下することで、肌や髪などに顕著に現れます。
誰でも年を取ると代謝は落ちてくるので、少しずつでもいいので、ウォーキングや軽い運動を日々積み重ねていきましょう。
ここまで読んでいただくと、代謝の重要性をご理解いただけたかと思います。
年を重ねることでの代謝の低下はやむを得ないことですが、なるべく謝の低下を減速させることもできるので、日々の生活から代謝の維持改善を進めていきましょう。
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